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旅とカメラとハンドメイド

色と柄

国芳国貞展、見てきました。
もう2週間まえの話ですがメモとして。

この時代の浮世絵はなんというか浮世絵らしい浮世絵で、
見ていてとてもウキウキします。

 

色使いやら着物の柄の合わせ方とか現代でもオシャレだと感じるし、
とても参考になるものばかりです。

色×色ばかりじゃなくて、当時流行ったという藍色を使った絵がとても斬新に感じて、
でも差し色につかった紅の朱色が印象的で、とても気に入りました。
写真OKコーナー(美術展的には写真を拡散して欲しいらしい)にあったからもちろん撮ったけど。
図録も買ったけどさ。

「江戸のポップカルチャー」ってキャッチをつけてるくらいだから
キャプチャも凝ってて、絵だけじゃなく全てが楽しい展示でした。
グッズも含めてちとやりすぎ感もあったけど、こういうのもアリかなー。
展示タイトル「俺たちの国芳 わたしの国貞」はなんとなく恥ずかしいので言えませんが。

ふと思ったのが、絵師の国芳、国貞がすごいのはわかるけど
それより彫師と摺師の方がすごいんじゃないか?
ほそ〜い髪の毛とかまで再現しちゃうんだよ?
とはいえ彫師と摺師だけじゃ完成しないわけで。

アナログってすごい、って改めて思った。

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